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アメリカの象徴 自由の女神像
自由の女神像(イメージ)
遺産データ
■名所 自由の女神像
■登録年 1984年
世界で最も有名な銅像?
ニューヨーク湾入り口のリバティー島に立つ高さ99メートルの巨像『自由の女神』はアメリカ合衆国独立百周年を祝ってフランスから贈られたもので、正式名称は「世界を照らす自由」。この女神像は、ナポレオン3世の専制化にあったフランスが、奴隷解放をめぐる南北戦争で喘ぐアメリカに対し、ともに真の自由国家を目指す目的で発案されたものであった。建造にあり、約300のパーツに解体されパリから船で1ヶ月かけて運ばれ、225t にも及ぶ像の全重量を支える鋼鉄製の骨組み工法を鉄橋技師エッフェルが考案した。これは当時としては画期的な技術であり、後にフランス革命100周年を記念するエッフェル塔へ受け継がれ、更には高層ビルの始まりをも告げることとなった。こうして発案から21年後の1886年、アメリカとフランスの友情と、当時最高技術の賜物である女神像は完成した。アメリカに来る移民達にとって船の上より見上げる“自由の女神”は、新天地への夢と希望の象徴となり、理想的な自由の国造りを目指すシンボルとして今も人々の心に残る存在となっている。
女神像は母の強さを示すように右腕は天高くトーチを掲げ、その左手には1776年7月4日と記した独立宣言書を持っている。一歩前に踏み出している足は鎖を踏みつけ弾圧からの開放の意味となし、冠から指す7本の光は、7つの海と大陸に自由が広がることを表している。

アクセス
日本から空路ニューヨークへ。市内へはシャトルバスや空港バス、地下鉄・タクシーで移動。
空港よりニューヨーク・マンハッタンの南端にあるバッテリー・パークまでシャトルバス・タクシーで約1時間。
バッテリー・パークからフェリーにてリバティ島へ。約15分。


トピックス 女神のモデルは誰?
「自由の女神」の制作を手がけたのは、フランスの彫刻家フレデリク・バルトルディ。
女神の顔は、苦労して自分を育ててくれた母であり、トーチを掲げている右腕は妻をモデルにしたと言われている。またそのポーズは、1851年、17歳の彼が目撃した、権力に一人敢然と立ち向かい、戦い、死んでいった、勇気ある無名の乙女の姿がもとになっている。



エイチ・アイ・エス 世界遺産専門デスク

株式会社エイチ・アイ・エス